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有名西洋絵画の解説と紹介をするインターネット美術館です。キオス島の虐殺

作品解説「キオス島の虐殺」

ウジェーヌ・ドラクロワ(フランス)1798〜1863

作品名:十字軍のコンスタンティノープル入城
製作年:1824年
サイズ:417x354cm
技法 :油彩 キャンバス
所蔵 :パリ ルーブル美術館
ドラクロワ キオス島の虐殺
 

 1821年9月、ドラクロワは「始まったばかりのトルコとギシアの戦争」を描きたいと友人に語っている。
それから2年ほどして彼は、独立戦争での出来事のなかでも最悪の残虐行為を絵にすることにした。被害者のギリシア人たちは画面の手前を横切るようにくっきりと描かれ、風景のなかにはめこまれているように見える。