Before Renaissance   1260〜1420     西洋画美術館>>ルネサンス以前


フィレンツエ絵画

ルネサンス以前、イタリア絵画は大きく分けて二つのグループに分けられる、シエナの町で活動したシエナ派とフェレンツエの町を中心に活動したフィレンツエ派だ。
フィレンツエ派のチマブーエが描いたのは人間らしい感情表現を加えた宗教画で、弟子のジョットはさらに庶民に身近で感動的な宗教画へと作品を洗練した。
これが次のルネサンスにつながり、ジョットはルネサンスの父といわれた。

ジョット 1266〜1337
フィレンツエ近郊の小さな村に生まれたイタリアルネサンスの先駆的存在。
1290年代にアッシジのサン・フランチェスコ聖堂の壁画「聖フランチェスコ伝」を手掛け、1300年代初めにはパドヴァのスクロベーニ礼拝堂の壁画を作成。以後フィレンツエに住む。
オニサンティの聖母 死せるキリストへの哀悼

アンドレア・ディ・チョーネ
ヤコボ・ディ・チョーネ

1365〜1400
サンタ・チェリアの師匠(実名不明) ベルナルド・ダッディ
1290〜1348
ジョッティーノ
聖マタイのトリブティック 聖チェチリアの生涯 サン・パンクラッツイオのポリプティック ピエタ


シエナ絵画

13世紀中頃のシエナでは、フィレンツェの近くに位置しながらも絵画文化においてはかなり違った展開を見せており、シモーネ・マルティーニと彼の義兄弟リッボ・メンミやロレンツェツティ兄弟を筆頭に、独自の芸術的感覚が最高レベルに達していた。1348年のペスト疫病で没したとされているロレンツェッティ兄弟はフィレンツェでも活動しており、当室に展示されている幾つかの作品に、厳格な構成を特徴とするジオットの影響を感じることができる。アンプロージョ・ロレンツェツティが優れた芸術家・文学者・哲学者・古代芸術愛好者であるとして、後年にフィレンツェの彫刻家ロレンツオ・ギベルティに称賛されたというのもあながち偶然ではない

アンブロージョ・ロレンツエティ
1285〜1348
ピエトロ・ロレンツエッティ
1280〜1348
シモーネ・マルティとリッポ・メンミ
神殿奉献 聖ニコラウスの四物語 福者ウミルタの祭壇画 受胎告知