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有名西洋絵画の解説と紹介をするインターネット美術館です。

作品解説「ゼウスとエウロペ」

ギュスターブ・モロー(フランス)1825〜1898

作品名:ゼウスとエウロペ
製作年:1868年
サイズ:175x130cm
技法 :油彩 キャンバス
所蔵 :パリ ギュスターヴ・モロー美術館 
ゼウスとエウロペ
 

この作品もまたギリシャ神話の一場面を描いたもの。1860年サロンに出展。
「フェニキア王の美しい娘エウロペに一目ぼれしたゼウスが、白い牡牛に姿を変えて近づきエウロペを連れ去る」場面。
モローの作品の多くはこのように神話を題材にしているが、この作品についてはあまり芳しい評判は得られなかった。
古典的な描写や大仰なポーズが「時代遅れだ」ということらしい。