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有名西洋絵画の解説と紹介をするインターネット美術館です。ルノワール 舟遊びの人々の昼食

作品解説「舟遊びの人々の昼食」

ピエール・オーギュスト・ルノワール(フランス)1841〜1919

作品名:舟遊びの人々の昼食
製作年:1881年
サイズ:130x173cm
技法 :油彩 キャンバス
所蔵 :ワシントン フィリップスコレクション
ルノワール 舟遊びの人々の昼食

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  舞台となったのはパリ郊外セーヌ河畔の行楽地シャトウ一にあるレストラン「フルネーズ」の、川面を見下ろすテラス。
 舟遊びに来たパリつ子たちが楽しくテーブルを囲んでいる情景である。題材といい全体の雰囲気といい、5年前の《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》とよく似通っており、絵のサイズもほぼ同−である。 とはいえ、この作品では個々の人物描写にもっぱら力が注がれ、レストランのテラスを背景とする集団肖像画の趣が強い。
 モデルを務めるのは例によつて身近な友人たち。左手前で犬とじやれあっているのは、やがてルノワールの妻となるアリーヌ・シャリゴ、背後で手すりに寄りかかる男はレストランの店主の息子である。
 印象派と呼ばれる人たち「ルノワール」
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